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外部空間の大切さ

建築

コロナによる自粛生活も1ヶ月半を超えようとしていますが、普段何気なく感じていることが、より強く確信を持って感じられるようになっている気がします。人によって感じる対象は色々あると思いますが、例えば京都市内では鴨川や高野川、桂川の河川敷公園、御苑、寺社仏閣の境内、公園などの開放的で自然が豊かに感じられる外部空間が身近にあることの良さを改めて感じた人も多いのではないでしょうか?

街中や電車から人の姿がどんどん減っていくのに対して、公園を利用する人は普段よりも増えている風景がとても印象的でした。自粛生活が長引く中で閉じられた屋内空間で長時間過ごすことが肉体的にも精神的にもダメージを与えるものだということ、また河川敷公園や御苑など開放感のある自然豊かな外部空間を訪れることで、それらが解消され癒されることを改めて実感しました。普段から何気なくそういった行動をとっていたのですが、より強く実感する契機になったと思います。

これは都市スケールの話なのですが、例えば一軒の住宅においても内部空間だけでなく、外部空間を考えること。つまり、自然豊かな庭の配置とデザインを考えることが空間的にも、精神衛生的にも非常に重要だと思います。光の入る方角と風の抜け道。植物の種類と配置。雨のかからない軒下空間とデッキテラス。内部空間との関係。座るところ、遊ぶところ、眺める向き等。様々な要素を丁寧に検討しながら設計することが、健康的な毎日を過ごすためには大切だと改めて思いました。
京都御苑の風景