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狂言

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京都府立芸術文化会館で「狂言」の古典芸能ワークショップに参加しています。
伝統芸能が身近なのは京都ならではの利点ですし、一度習っておきたかったという事と、建築士としては、舞台を作る側ー使う側(演じる側ー見る側)の両方を経験しておくのも重要なことだと思ったからです。

全部で10日間のワークショップですが、昨日で4日が終了しました。実際に狂言を演じてみるのですが、見ているのとは違って、基本の姿勢や動作は思ったよりも筋力が必要で、特に脚部に負担がかかります。台詞も古語なので、毎日ICレコーダーで台詞を聞いて暗記しています。

舞台は「土筆(つくづくし)」で、仕手と応の2人一組で行います。しかし、私の相方予定の方が腰痛によりワークショップをリタイヤされたので(早く良くなって下さいね)、何と私の相方は講座担当講師の大蔵流・狂言師の網谷正美先生になりました。

初挑戦で、こんな贅沢な事はありません。これはかなりの幸運と言えます。・・・しかし、これで忙しいのを理由に手を抜く事が出来なくなりました。こうなったからには、必死で覚えるしかありません。