尾鷲・須賀利の漁村
散歩・旅
尾鷲に行ってきました。
当初の目的は最近竣工した「熊野古道センター」の見学だったのですが、そこの職員さんに須賀利という漁村がとても美しいと教えてもらったのでついでに行ってみることにしました。
尾鷲市街から須賀利への公共の交通手段は船のみ、しかも船は一日に4本ぐらいしか運行しておらず、ガイドマップにも小さく載っているのみで、あまり観光化されていない印象です。
須賀利に着くと、そこはもの凄く静かでのんびりした時間が流れていました。小さな湾に面し、山の斜面に沿うように集落が出来ており、波は穏やかで聞こえるのは鳥の鳴き声と風の音ぐらい。天気も良かったので端から端まで散策してみたのですが、まるでイタリアの山岳都市のような細くて曲がりくねった高低差のある街路はとても楽しい。見晴らしの良いところに座って集落を眺めると、湾を背景に切り妻瓦屋根がつらなる風景は確かに美しい。まだ日本にもこんなに素朴な美しさをたたえた集落が存在したのだ、という事に少し嬉しくなりました。
集落では高齢化が進み現在空き屋が75軒もあるそうです。しかし、変に再開発される事なくこの希有な環境をいつまでも保ち続けて欲しいと思いました。
当初の目的は最近竣工した「熊野古道センター」の見学だったのですが、そこの職員さんに須賀利という漁村がとても美しいと教えてもらったのでついでに行ってみることにしました。
尾鷲市街から須賀利への公共の交通手段は船のみ、しかも船は一日に4本ぐらいしか運行しておらず、ガイドマップにも小さく載っているのみで、あまり観光化されていない印象です。
須賀利に着くと、そこはもの凄く静かでのんびりした時間が流れていました。小さな湾に面し、山の斜面に沿うように集落が出来ており、波は穏やかで聞こえるのは鳥の鳴き声と風の音ぐらい。天気も良かったので端から端まで散策してみたのですが、まるでイタリアの山岳都市のような細くて曲がりくねった高低差のある街路はとても楽しい。見晴らしの良いところに座って集落を眺めると、湾を背景に切り妻瓦屋根がつらなる風景は確かに美しい。まだ日本にもこんなに素朴な美しさをたたえた集落が存在したのだ、という事に少し嬉しくなりました。
集落では高齢化が進み現在空き屋が75軒もあるそうです。しかし、変に再開発される事なくこの希有な環境をいつまでも保ち続けて欲しいと思いました。