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蔵の窓

建築

















山本本家



最近、蔵の窓がとても魅力的に感じられます。
木の板壁に白いしっくいで縁取られた小さな窓が、規則正しく、端正に並んでいる様は何ともいえず味わいがあります。何故魅力的に感じるのか、色々考えてみたのですが、一つにはとても丁寧に手間をかけて作られている。という事があると思います。
しっくいで枠を作り、木でその外側を縁取り、鉄の格子を付け、内側に建具を付けて、庇を取り付ける。ここまでで、左官屋、大工、鍛冶屋、建具屋、瓦屋と、一つの窓を作るのに、5種類もの職人を必要としています。
しかも、その手法で作らなければならなかった合理性があり、機能的でもある。というのが、最も魅力的なところです。














松本酒造