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木製キッチンと薪ストーブ

建築現場

昨日、「広沢の家」(リフォーム)の見積図面を片山工務店さんに提出しました。
私の作業は少し一段落しましたので、今日は少し落ち着いてブログを更新できます。
(見積する方はこれから大変ですが、頑張って下さい。)

今回のリフォームでは、薪ストーブと木製カウンターのキッチンを設置します。
薪ストーブは、別荘や郊外の広い敷地で採用されることが多いのですが、意外にも市内で設置されている方も多いようです。気をつけて見てみると、割と頻繁にそれらしい煙突を発見できます。
今回設置予定のストーブはネスター・マーチン。燃焼方式が優れていてい、煙がとてもクリーンな機種です。最近の燃費の良い自動車と同様に、とても燃焼効率が良く、炎の美しい製品です。竣工は10月末なので火を入れるのは、涼しくなってからですね。

あと、木製カウンターのキッチンですが、実は昔自力で造った事がありました。吉村順三の折りたたみ椅子をデザインした富山県のM先生に木工指導して頂きながら杉板をくり抜き、ステンレスシンクを取付け、スチールのフレームに載せて作ったシンプルなものでしたが、中々使い心地は良かったです。ただ、自然素材ゆえメンテナンスには気を遣いましたが、それも楽しいものです。

普段は、メンテナンスの事もあってあまりお勧めしてはいないのですが、今回はクライアントが是非木製で・・・という強い要望があり、私も是非もう一度作ってみたいと思っていたこともあり、採用する事になりました。出来上がりが楽しみです。









杉板のキッチン
(大手町の町家)