栃ダイニングテーブル完成
作品
ようやく、栃のダイニングテーブルが完成しました。
このテーブルのデザインと寸法は、置かれるダイニングルームにぴったり合うように考えました。家具と空間は一体でデザインされるべきで、それぞれお互いが引き立てあって、より快適で魅力的な空間を作ることができるからです。特に最近は、家具のイメージを明確にしてプランを描き始めるようになってきました。ですので、基本プランが固まるころには家具のデザインも頭の中には同時にイメージされています。
脚も同材の栃で、断面寸法は180mmx65mmもあり、間近で見ると迫力があります。上からはあまり見えませんが、脚と天板を支える骨組みはナラ材を使用しており、それぞれが強固に組み合わされて100kg以上の自重を支えています。
製作は京北町にある家具工房の樹輪舎さんにお願いしました。製作時から搬入まで、超重量級である為、大変だったと思いますが見事期待に応えて頂けました。本当にご苦労様でした。