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庭石

建築

庭師の方の資材置き場に行ってきました。
色々な石があり、これらを使って庭を作るのですが石は古材と言って古い家の基礎に使われていた御影石、庭石に使われていた鞍馬石、その他かまどに使われていた煉瓦、お寺の瓦、鴨川の石など様々な色や形があります。時期は江戸時代から昭和中期までのものが多くあり、角が取れて良い味が出ています。一見廃材のようにも見えますが、アンティークであり中々良いものです。今回はこの素材の味わいを五感で感じ取るのが目的でもありました。

これらは設計側の計画した寸法通りの既製品の部材では無くて、現在有る形をアレンジしてそのまま使うので、現物を見ながら配置計画を考えることが重用です。又、庭師の方とのコミュニケーションをしっかりと取ることで目指す庭の雰囲気を共有することも大切です。

来週は庭木を選びに行く予定です。