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くの字型平面の軸組

建築




SH(仮称)の軸組が上棟しました。今回は全て手刻みで棟梁が仕口を加工してれました。今回の棟梁は建築系大学卒で、関数電卓を使いながら正確に寸法を割り出して墨出しをするという凄い大工さんで、その高い計算能力を使って、見事に刻んでくれました。又、現場監督さんをはじめ、ツキデ工務店の皆様、ご苦労さまでした。

敷地形状にぴったり合わせる為に、今回は平面を「くの字型」にしたのですが、124°という微妙な角度の為、中々大変だったのではないかと思います。しかし、敷地にぴったり合わせることで、無駄なく最も効率の良い、効果的なプランニングが可能になることから、今回は90°以外に124°という角度を用いて設計しました。

まだ軸組の段階ですが、くの字型空間のひな型が見えて来ました。まだまだこれからも監理は続きますが、完成が楽しみです。