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コンクリート試験体

建築現場



監理中の住宅の基礎のコンクリート試験体です。
現場で打設されるコンクリートを一部採取してこのような筒に入れて養生します。4週間後には、硬化したこれらの試験体を検査機関に持ち込み、強度試験を行って確実にコンクリートが想定以上の強度が出ているかを確認します。基礎に使われたコンクリートと全く同じものでテストするので、最も原始的かつ、確実なコンクリート品質の確認方法です。

しかし、この金属製の筒は何度見ても軍事兵器に見えて仕方がありません。色といい、形といい、9本並ぶと妙な迫力があります。


※4週間後の検査の結果は、設計基準強度が24N/㎜平米でしたが、実際は32N/㎜平米の強度があることが分かりました。約1.3倍の強度です。実際に検査して基準より大きな値であることでより安心出来ます。